こんにちは。エネルギー哲学者のなおちゃんです。
今回は久々の【エネルギー哲学】のお話です^ ^
エネルギー哲学とは…あらゆる事象(エネルギー)について総合学問的にとらえることをさします。
今回のテーマは『認知負荷』
この時点で認知負荷のかかるいい方になってますが(笑)
意味わからんって人も、
おもしろそうって人も、
知ってるよって人も、
ぜひお付き合いください✨
認知負荷を正しく使おう〜効率的な表現法〜
認知負荷とは?

そもそも「認知負荷」とはなんなのでしょう?
結論からいうと…わかりづらさです。
理解するのに頭のエネルギーが必要、考えることが必要ということです。
具体例をあげると認知負荷が下がります^ ^
たとえば…
ペットロス症候群とは長年ともに暮らしていた愛玩動物(ペット)との死別や行方不明等による別れにより、飼い主にもたらされる心的影響、精神的ストレスによる身体的および精神的疾患や症状の総称である。
うげー、、、頭使うしわかりづらさぷんぷんです。
こういうのを認知負荷が大きいと言います。
表現が
- 具体的ではなく抽象的
- 主観的ではなく客観的
- 親近感が乏しく堅苦しい表現
といった特徴があります。
認知負荷が大きい表現は好感度が下がるとされてます。
研究者とか専門家とかはこういう認知負荷が大きい表現をしがちです。
よりわかりやすく表現することを「認知負荷が小さい」と言います。
たとえば上のペットロスの説明で認知負荷を下げた表現にしてみましょう。
ペットロス症候群とは飼い主さんがペットと死別してしまった時に、悲しみや不安などを抱えて起きる病気や症状のことである。
かなりわかりやすくなりましたよね?
頭をあまり使わなくても理解できる内容になりました^ ^
認知負荷は低い方がいいの?

ここまで言うと、認知負荷が小さい方がいいイメージありますよね?
たしかに、普段のコミュニケーションは認知負荷が小さいことはとても大事です。
結論から言うと、認知負荷を下げると好感度が上がります。
これはお得!
相手の立場に立ってわかりやすく伝えるということが、自ずと認知負荷を下げた表現になるということです。
専門家同士のコミュニケーションは認知負荷の高い表現でいいと思います。それでもお互い分かり合えるからです。
そして、専門家というものは、自分の領域になると認知負荷が高い方が気持ちよくなるいきものなのですよ…(笑)←自覚症状あり
わかりやすさより客観性や伝達性、正確性を求めます^ ^
このように、認知負荷が高くてもOKなこともあります。
さらにさらに、敢えて認知負荷を上げて表現することもあります。
たとえば、SNSへの投稿で、小難しい表現をすることで、敢えて認知負荷高めの投稿にしている人を見かけます。
彼らはそういう戦略をとっています。
つまり、認知負荷が高い表現でもコメントしてきたり、話についてきた人たちというのは、その領域に明るいということが、自然と選別されて分かるようになるからです^ ^
対象(ペルソナ)を明確化することで、認知負荷を調整して発言することもできますね^ ^
何でもかんでも認知負荷を下げる必要はなく、こちらがコントロールすることで
興味を持つ相手(対象)を自然に選択することができるのです^ ^
たとえば…
小中学校で
フレミングの左手の法則!!!
と叫んだら
おそらく小学生低学年は反応しないですが
中学生は反応しますよね。
さらに、厨二っぽい人ほど笑顔で反応します笑笑
それはさておいて…
ようは、フレミングの左手の法則という言葉は中学生の方が認知負荷が低いということです。
そして、より反応を示した人の方が、理科に対して知見が高い学生だということもわかります。
このように、相手の反応によって認知負荷を調整することもできるのです。
認知負荷は言葉だけではない

認知負荷は言葉だけではありません。
言葉の難易度や抽象度を上げると認知負荷をかけることができますが、それだけではないんです。
たとえば、ひらがなと漢字!
もちろん漢字の方が認知負荷が高いということになります。
なので、同じ表現でも
いう→言う
わかる→分かる
例をあげる→例を挙げる
とするだけで認知負荷は上がります。
ほとんどの人はこの漢字を読むことはできるイージーな表現ですが、これだけでもちょっと硬いイメージになりますよね?
あとは、画像を使うか使わないか。
この場合、文字ばかりなものは認知負荷がかかります。
画像を適宜入れることで、わかりやすくなり認知負荷が低下します。
つまり、絵本は相当認知負荷が低い書物ということになります。
文字の多いマンガは認知負荷高めです。
古文漢文はもう…認知負荷マックスです(笑)個人的には。でも、古典の先生にとっては認知負荷低めですね笑笑
認知負荷の法則を利用して、英語をより早く習得する方法もあります^ ^
興味のある方は個別ご連絡ください^ ^
普段のコミュニケーションは認知負荷を下げる
戦略的に敢えて認知負荷を上げることも重要
と言う認識でいいと思います^ ^
表現っておもしろいですよね!
認知負荷をコントロールすれば対象が自然と選択される。
エネルギー哲学者 NAOchan
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