フレンチブルドッグ ターゲット予防

こんにちは。予防獣医師のなおちゃんです。

今回は、フレンチブルドッグでできる予防についてお話しします。

この記事を読むことで

  • フレンチブルドッグという犬種でなりやすい病気とは?
  • その病気に対する予防や対策は何か?

というところがわかるようになります。

フレンチブルドッグと暮らしている飼い主さんはぜひ知っておいてほしい内容です^ ^

YouTube動画も記事の最後に貼り付けていますので、ぜひご覧ください^ ^

フレンチブルドッグでできるターゲット予防と健康法

まずはフレンチブルドッグにおきやすい疾患と、その予防法についてご紹介いたします!日々できること、たくさんありますよ^^

短頭種気道症候群

短頭種気道症候群

フレンチブルドッグは「短頭種」という犬種のなかまです。

短頭種は「マズル」といわれる口と鼻が伸びている部分が短い犬種のことで、フレンチブルドッグのような鼻ぺちゃな犬種も短頭種です。

「鼻ぺちゃ短頭種」ですね^^

しかし、鼻ぺちゃだから起きやすい病気もあるのです。

短頭種気道症候群として代表的なものは

  • 鼻孔狭窄
  • 軟口蓋過長
  • 気管虚脱

などがあげられます。

他にも、喉頭嚢の反転などがみられることもあります。

軟口蓋過長

症状としてわかりやすいものは以下の通りです。

  • ガーガーという呼吸をする
  • 激しいパンティング(はぁはぁという口を開けた呼吸)
  • 時々呼吸が止まる

といった症状が見られることが多いです。

特に軟口蓋過長は多いです。これは、口の中の奥にある鼻と口の間を仕切る「軟口蓋」という部分長すぎて、呼吸がうまくいかなくなる病気です。

もともと犬種的な問題なので、先天性疾患とされるので、予防が困難とされますが、できることはあります。

まず、早期発見(二次予防)はとても重要になります。

呼吸停止や失神などの症状になると手遅れになる可能性もありますが、軟口蓋過長や気管虚脱などの症状をしっかりキャッチして、適切な対応を取ることが重要になります。

早期発見としては

  • 極度なパンティング
  • 長時間パンティングが続く
  • 下の色が変色する

というところをチェックすることが重要です。

ひどい場合は場合によっては外科手術なども適応になります。救急的に酸素吸入などの処置をされることもありますが、習慣化しないように気を付けましょう。

生活環境の対策として

空気の清浄化

は重要です。

フレンチブルドッグは顔面にシワがよりやすく、さらに鼻垢がたまるとさらに呼吸状態が悪くなりやすいです。

呼吸器系の疾患になりやすい犬種では総じて「空気の状態」を意識することは大事になす。

あと、極度の乾燥にも注意ですので、場合によっては

加湿器による湿度の正常化

も必要かと思います。適切な湿度は40-60%くらいです。

あとは

過剰なストレスを防止して交感神経過剰をおさえる

といった対策も重要になります(精神神経免疫学)

あと、共通して言えるのは

熱中症には特に注意すること

です。短頭種は熱中症になりやすい犬種ですので、夏場の散歩や室内の温度管理などには特に注意しましょう。

脳腫瘍

脳腫瘍

フレンチブルドッグに多い疾患として、原発性脳腫瘍もあげられます。

脳腫瘍は生死に関わる病気なので、予防的観点が重要です。

症状としては

  • ふらつき
  • けいれん
  • 旋回運動(ぐるぐる回る行動)
  • 眼振(眼球が縦や横に定期的に動く、回転する場合も)

などが見られます。

一般診療では外科手術が適応されることがありますが、悪性腫瘍の場合ですと、放射線療法、化学療法などがなされることもあります。

脳腫瘍の原因はかなり複雑ですが、概して

交感神経過剰緊張の緩和

ストレスリリーフ(ストレス軽減)

が重要になります。

脳血流が減ってしまうと脳腫瘍のリスクも上がる傾向にあります。

生活環境として予防できることとしては

磁場の調整(電磁波対策)

です。

専門的にはなりますが、磁場の影響で腫瘍のリスクがかなり上がるのです。

電磁波によって、脳血流量(脳に送られる血液の量)が少なくなって脳の栄養が不足したり、電磁波によって活性酸素が増加することが大きな原因とされてます。

さらに、生活習慣としては

食事内容

も予防策となりえます。

もちろん、食事内容も極力自然なものを取り入れて、ガンの原因となる因子を減らすことが重要です。

それと同時に、ビタミンやミネラル、抗酸化物質が不足しないような食事も重要になります。

よく言われる話ですが、やはり活性酸素の過剰によって腫瘍(がん)のリスクはかなり上がりますので、体内の活性酸素を除去するような生活や治療は、脳腫瘍だけでなくフレンチブルドッグの全体的な生活の質の向上につながるものです。

あと、心臓や腎臓などの機能が低下すると、循環の低下や血液汚染が始まるので、脳血流の低下や脳細胞の損傷が進みます。

基礎疾患(心臓や腎臓などの不調)

を予防、治療することが重要です。

食物アレルギーおよびアトピー性皮膚炎

アレルギー性疾患

そして、食べ物が原因としておこる食物アレルギー、そしてアトピー性皮膚炎といった、アレルギー性疾患もフレンチブルドッグには多い疾患になります。

アレルギーのもとになるアレルゲンが体内に入ることで発症する病気ですが、症状としては

  • 皮膚のかゆみや赤み
  • 主に顔まわりや四肢に多い症状
  • しきりに舐めたりかじったりする

などがあげられます。

一般的な対策や予防法としては

除去食

があげられます。

食物アレルギーの原因となる成分を含まない食事を選んで与えるという考え方です。

しかし、アレルギーの対象となる成分は変化したりするので、一度除去食で対策したからといって、完全に解決できたというわけではありませんし、除去食を始めようとしても、その食事を受け付けない犬もいます。

アトピー性皮膚炎は生まれつきの病気(先天性)であることが多いとされていますが、実際に予防はできないのでしょうか?

アレルギー疾患はヒトでもかなり増加傾向であり、アレルギー体質の人は日本人の3人に1人と言われています。なんで日本人はこんなにアレルギーが増えたんでしょうかね…?笑

そして日本で暮らすペットでも、アレルギー体質の動物はどんどん増えています。

アレルギー性疾患はヒトとペット、双方で増加している病気ですが、こちらも大きな原因は「生活環境」にあります。

アレルギー疾患で重要なのが

電場の調整

です。なかなかピンと来ない方もいらっしゃると思いますが、総じて電磁波の問題と思っていただければと思います。

なので、電磁波による影響を少なくするような対策を取ることが重要です。

※特に電場の問題はアースをとることが大事です。

さらに、こちらも皮膚表面の保湿が重要なので

極度の乾燥を控える

といった環境への配慮や

定期的なスキンケア

によって症状の悪化を防止する、生活の質を上げるということが重要になります。

定期的なスキンケアなども根本的な治療や予防法ではないため、細胞療法やメタ治療などによる根本的なアレルギー疾患の解決が、問題解消の鍵となると思います。

アレルギー性皮膚炎から外耳炎や膿皮症などの疾患に進行することが多いので、アレルギー対策は病気の進行を抑える意味でも重要になります。

総じて言えることは…?

ターゲット予防 フレンチブルドッグ

フレンチブルドッグの予防学として総じて言えることは

血液の浄化+体温維持

電磁波(エレクトロスモッグ)対策

呼吸器疾患の早期発見

です。

血液が汚れていると、鼻粘膜や耳からの排泄が盛んになりそこから短頭種では呼吸困難、アレルギー体質の犬では外耳炎や膿皮症に繋がります。

さらに、電磁波の影響で脳血流量の低下、血管収縮や細胞の損傷、交感神経過剰により、がん(腫瘍)や認知障害が増加していきます。

フレンチブルドッグはオオカミからかなりかけ離れた風貌ですよね。品種改変も相当なされた結果の犬種です。その分なりやすい病気は増えているので、しっかりターゲット予防を意識して実践することが大事なのではないかと思います。

他にもこんな疾患が

フレンチブルドッグ

他にも

  • チェリーアイ(第三眼瞼突出)
  • 膀胱炎や尿石症
  • 水頭症
  • 膿皮症
  • 外耳炎
  • 椎間板ヘルニア

などなど、かかりやすい病気はありますが、

すべて予防のためにできることがある病気です。

まだまだできることはありますので、このブログで動物予防医学を配信し続けてまいります。

> ターゲット予防~犬種猫種リスト~

> ペットの健康にはターゲット予防【品種別予防法を予防獣医師が解説】

フレンチブルドッグのターゲット予防の動画はこちら

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