みなさん、いつもありがとうございます。

予防獣医師、獣医師ユーチューバーのNAOchan(直良拓朗)です。

ここでは、ぼくが「動物予防医療」をなぜ志したのか

なぜ「動物0次診療®」を立ち上げたのか。

その想いを共有できればと思います。

少々僕物語になってしまいますが、お付き合いください(笑)

はじまりは夜間救急

ぼくは獣医大学を卒業し、新卒で「動物夜間救急」に従事しました。

動物夜間救急とは、24時間診療を受け付けており

夜の間にホームドクターさん(かかりつけの獣医さん)が閉まっていても

診療できる動物の救急医療のことです。

動物の夜間救急が進んでいるのは関東地方だったため

それまで関東で暮らしたことはありませんでしたが引っ越してきました。

ぼくが夜間救急に携わろうとした理由は

生命の生死に触れることで得られる経験

救急は「医の根源」と言われており

医療の本質を知ることができる

というところでした。

そして、ぼくが働いていた救急は、犬猫以外の多くの動物たちが来院しました。

エキゾチックアニマル」と呼ばれる動物たちです。

ミニブタや山羊、インコや文鳥、イグアナや蛇、ウーパールーパーから金魚まで

そうして夜間救急を数年やっていくと

生死にかかわる重症患者への生命を救う医療

各診療科にかかわらずすべての疾患を相手にする

ホームドクターでどんな治療をしているのかを知ることができ、多角的に医療をとらえることができる

といった、一般診療ではなかなか学べないことを経験することができました

そして、救急でもおおいのが

安楽死

の遂行です。

獣医師は動物の生命を救うだけでなく、意図的に殺めることもあります

この経験にはとても感謝していますし、成長する大きなきっかけにもなりました。

予防の重要性に気づく

動物救急をやっていて日々感じることがあります。

どうして目の前の動物が病気や怪我をおこすのだろう

どうして目の前の動物が苦しんで死んでしまうのだろう

どうして目の前の動物を殺めなければならないのだろう

こういった疑問と感情が沸き上がってきます。

もともと救急を一通り経験したら、脳外科に興味があったのですが、

救急医療を通じて「苦しむ動物たち、そして家族のみんなを減らせないのか」

動物への健康や予防でできることはまだまだたくさんある

自分が救急を火車のように回していても

苦しむ患者の数は減らない。

動物予防医療こそ、救急のお世話にならないような考え方こそが

苦しむ動物や家族の数を減らすことができる。

そう思いました。

そこから僕は「動物0次診療®」を立ち上げ

動物予防医学を専門に活動していきました。

動物の予防医学はまだまだこれから

いざ動物予防医療を!と志したときに真っ先に感じたのが

「動物に予防や健康という認識がほとんどない」というものでした。

健康ブーム

ペットブーム

は到来しているのに、

ペット健康ブーム

が到来していないことに疑問を覚えました。

それと同時に、到来していないことへの安心感も覚えました(笑)

ここからは主観が入りますが、

ブームは被害者を生むと思います

「健康ブーム」

一見健康に対して意識が高くなっている社会現象なので良さそうにもみえますが

〇〇の医学で

「納豆がいい!」!と放送された翌日

スーパーから納豆が全滅。

「バナナがいい!」と放送された翌日

スーパーからバナナが消えます(笑)

バナナが主食のNAOchanにとっては死活問題ですw

要は、情報に踊らされていて、自分の健康法が確立されていない状態を作り出します。

情報がありすぎるのです。

情報化社会によって情報が価値をもつといいますが

その情報の使い方を考えないと

情報の奴隷になってしまうような気がするのはぼくだけでしょうか(笑)

「ペットブーム」

ペットブームの最たる被害者はその動物たち。

ブームはお金になります。

ペットという愛玩動物たちが

「大量繁殖→大量販売」されている裏で

「大量処分」がなされています。

ブームとは見えないところで被害を生み出すものとも考えられます。

一見注目の産業!社会現象!となっていても

人々がフォーカスしているところとは別のところで

被害というものはうまれるものです。

ちょっと主観が入ってきましたが、もとに戻します(笑)

ブームはネガティブな側面が強いような表現をしましたが、

ポジティブととらえられるような側面もあります。

人々の興味の対象である

ということです。

つまり、ブームになっていないということは

人々の興味関心のレベルが低いといえるのかもしれません。

ぼくはこの状況をすべて良い風にとらえました。

ブームになる前にリテラシーをもってして

被害者を最小限に抑えたうえで

興味関心の度合いをあげて

動物と人間とが真に共生できる社会を作り上げること

健康や予防を通して、

動物との暮らしをより良いものにして

共生社会の実現の一歩を踏み出せるのではと思っています。

動物予防医療や動物0次診療®の最終フェーズにはやはり

動物と人間の共生 "SYMBOSIS"

が存在します。

そのために、できることを全力でやっていきます!

動物的であれ!