筋トレ ダンベル 予防獣医師

こんにちは。予防獣医師のNAOchanです。

ぼくは普段、午前中にジムで筋トレをしたり有酸素運動をしています。

基本的には見せ筋というよりかは、機能的筋肉を養うために筋トレを習慣化しています。

しかし、周りの筋トレさんたちを見ると、ほとんどの方がプロテインやアミノ酸製品を使っています。主に人工的な商品です。

NAOchanはプロテイン製品を飲んでいません。普段の食事や飲料品で賄っています。

今回は、機能的筋肉を養ううえで健康科学の観点からプロテインを使うか否かについて考えていきたいと思います。

プロテイン たんぱく質

筋トレにプロテインってどうなの?【健康科学で考える】

まずはプロテインについて知ろう【たんぱく質とアミノ酸の話】

プロテインはつまるところ「たんぱく質」のことです。

いきものはたんぱく質を食事から摂取すると、胃腸で消化されて

「アミノ酸」まで分解されます。

たんぱく質が分解されてできたアミノ酸は、小腸で体内の血管内に吸収されます。吸収されたアミノ酸から、体内で利用できるたんぱく質に再構築されます。

体内で作られるたんぱく質には、役割によって大きく二種類に分けられます。

  1. 構造たんぱく質
  2. 機能たんぱく質

構造たんぱく質

構造たんぱく質は、体を構成するために必要なたんぱく質です。

わかりやすくいうと、筋肉とかそうです。

筋肉は身体の構造保持のために利用されていますよね。髪の毛のたんぱく質とか細胞のたんぱく質とか、要は身体の構造の一部になっているたんぱく質がこれに該当します。

筋トレをするときにプロテインやアミノ酸などの栄養ドリンクを飲む理由はここにあります。筋トレして筋肉に負荷をかけたり損傷をおこしたりすることで、筋肉の再構築の時により多くの構造たんぱく質を誘導して筋肉を増強させるために飲んでいるのです。

機能たんぱく質

一方、機能たんぱく質とは、体の中で機能するたんぱく質です。

わかりやすくいうと、酵素とかそうです。

酵素とは、身体の中で起きる化学反応(代謝)のために使われるたんぱく質で、

  • 胃腸で栄養素を消化するために必要な「消化酵素」
  • DNAの損傷(がんの原因)を修正する「DNA修復酵素」
  • 生体膜(細胞膜)などの物質輸送などではたらく「膜酵素」

など、生きる上で必要な化学反応をアシストする役割があります。

これらは身体を構成するというよりも、身体の中で機能するたんぱく質なので、機能たんぱく質と名付けられています。

この機能たんぱく質は、筋肉のたんぱく質ではありません。

プロテイン シェイカー zootist

プロテインを摂取しすぎるとどうなるか?

摂取されたたんぱく質は分解されると、アミノ酸に分解されますが、同時にアンモニアという毒素、それが処理された尿素窒素などが発生します。

アンモニアは肝臓で尿素に代謝され、尿素窒素は腎臓でろ過されて尿として体外に排泄されます。たんぱく質を大量に摂取するということは、腎臓に大きな負担をかけることになります。

腎臓を酷使すると、腎機能が低下します。

腎臓の構造が崩壊して腎機能が低下すると、それを回復することは困難です。

普段の食事からたんぱく質を摂取するうえでは大きな問題はありません。肉や魚、大豆製品や卵から摂れるたんぱく質は腎機能について心配しすぎるほどの量は入っていません。逆に、ある程度の量を摂取しても「恒常性(ホメオスタシス)」によって、これ以上摂取したくないというブロックがかかります。

人工的なたんぱく質を大量に摂取する筋トレ方法は、そのすべてが筋肉になるわけではありませんし、余分なたんぱく質は過剰なたんぱく質として処理されていきます。その代謝産物が腎臓に負荷をかけていきます。

疲労回復や滋養強壮などを目的にたんぱく質を意図的に摂取する方もいらっしゃいますが、実際こういった摂取方法の例で腎機能の低下をおこしているケースも人医療ではたくさんみられるそうです。

やはり動物的であれ、不自然に何かを大量に摂取することは健康的とはいえないのです。

腎臓 zootist

猫は完全肉食動物ですよね。つまり、動物性たんぱく質を大量に摂取するいきもにです。その分、猫の腎臓の機能は非常に高いです。あまり水を飲まない地帯で進化してきたという理由で腎臓が強化されたといわれていますが、肉食動物でたんぱく質を大量に処理するという意味でも腎臓の機能が高まったと考えられます。

しかし、もちろん猫の高齢になると急性や慢性の腎不全になることが多く、動物救急の現場でも腎不全で亡くなる猫ちゃんたちをたくさん診てきました。猫の腎不全の食事療法でも、たんぱく質を控えた食事が推奨されます。

筋トレをしていても自然にたんぱく質を摂取すればOK【結論】

ぶっちゃけ腎臓は大事です。

あたりまえですが、これは筋肉増強を目的としている方も同様です。

腎機能が低下すると、

腎機能が低下する

毒素を排泄できなくなる

多臓器に障害をきたす

たんぱく質を構築することが難しくなる

機能たんぱく質もはたらきづらくなり代謝能力が低下する

毒素がさらにたまり腎機能が低下する

の「腎不全と尿毒のスパイラル」が始まります。

大量のプロテインを摂取することがトリガー(引き金)になることが多いので、若いから大丈夫というよりも、中高齢の時のために、腎臓をいたわることも大事だと考えます。

結局健康寿命という筋トレさんたちも多いのですが、健康寿命のためには腎機能の保持は非常に重要なテーマなのです。

やはり健康はバランスですね(笑)

ただ、見せ筋を鍛えたい場合は、近視眼的にはプロテインを大量摂取は結果はでますので、参考までに^^

動物的であれ!

筋トレ ダンベル 予防獣医師

おかげさまです。

長期的視点で健康をとらえるなら、プロテイン筋トレに疑問を抱く。

健康と肉体美のバランスを考えよう!

予防獣医師 NAOchan

当サイト「ZOOTIST ~動物的であれ!~」 では「動物と人間と自然との共生社会の実現」を目指し、さまざまな情報共有をしています。共生社会の実現のためには、人間と動物が心身ともに健康的であることがとても重要なことです。ZOOTISTでは人間と動物がともにできる健康や予防や医療(医良)についての情報を配信しています。当サイトで健康や予防について一緒に勉強していきましょう^^

Category
Tags

No responses yet

コメントを残す