こんにちは。予防獣医師のなおちゃんです。
今回はYouTube動画でもあげました
ブリュッセルグリフォン(Brussels Griffon)のぱせりちゃん
御年15歳!
の長寿の秘訣を飼い主さんと聞いてまいりました!
動画はこちらです↓↓↓
目次
ブリュッセル・グリフォンとは!?


ブリュッセル・グリフォンの交配の起源は17世紀です。
原産国はベルギーですが、以下の交配パターンです。
アーフェンピンシャー(ドイツ)×ネイティブ(ベルギーの土着犬)
17世紀当時は牧畜関係のネズミ捕りなどの(人間にとっての)害獣退治をしていたようです。
しかし、そういった庶民性の高い側面もある反面
ベルギーの王室で愛された高貴な犬種でもあったようです。

名前の由来ですが…
グリフォンはフランス語で「とんがったもの」
という意味らしいです。
粗い被毛をあらわしているようです。へぇ(笑)
交配のもととなったベルギーのネイティブ(土着犬)がグリフォンだったそうです。
同じ母犬の同腹であったものの、毛の長さや毛の色によって「ブリュッセル・グリフォン」とは別の名前が付けられました。
短毛のものを「プチ・ブラバンソン」
黒毛のものを「ベルジアン・グリフォン」
とされています。
品種の性質ですが…
体重は約4kg。体高は約20cm。小型犬です。
短頭種なので
- 短頭種気道症候群(鼻腔狭窄、軟口蓋過長、気管虚脱 etc.)
- 心疾患
- 消化器系疾患
などが多い傾向にあるので、ターゲット予防も重要です。
ブリュッセル・グリフォンの長寿の秘訣とは!?

性格は・・・
ブリュッセル・グリフォン特有の「頑固さ」はあるみたいですが
とても「自立」しているそうです!
ぱせりちゃんの息子娘のぽのちゃんとぷりんちゃん(12歳)とも暮らしているようですが、
子供たちの司令塔でもあるようで、みんなのまとめ役という感じみたいです。
自由生活させている

自由に暮らさせているみたいで
室内でも日光に浴びれる環境
小さな庭があって遊べる、刺激のある環境
そうすると、15歳でもあまり痴呆症らしきものが見られない
ぱせりちゃんのような犬になるのかな?と思いました。
あまりケージには入れてなく、
子供たちと三頭で楽しく暮らしているそうです^^
同居の家族犬と一緒に暮らせるのももしかしたら
精神的に長寿の秘訣なのかもしれませんね^^
散歩は朝夕の二回!

やっぱりペースは一番高齢のぱせりちゃん(15歳)に合わせるように
注意されているみたいです!
心疾患にもなりやすいグリフォンにとっては重要な
ターゲット予防だなと思いました。
ぱせりちゃんは高齢なので、まだまだ歩けそう!となっていても
飼い主さんが自主的に控えさせるようにしているみたいです。
これも大事だと思います。
同居のわんちゃんが若いと、それに合わせて無理をしていることもあるからです。
心疾患や関節炎などの予防のために、高齢犬をいたわるような散歩は大事ですね!
病歴はあり!慢性膵炎

慢性膵炎に昨年なったようですが、
新薬を使って症状が改善されたようです。
あとは、脂肪分の少ない食事で再発を防止しているようです。
膵炎以外には大きな病歴はないようです。
とても健康的ですね^^
体型の維持
今まで太りすぎることもなく、やせすぎることもなく。
実際撮影時も体型体格は適正の範囲内でした。
やはり肥満状態は万病につながるので、体型管理しっかりできていることは大事ですね!
これが一番大事かも!?飼い主さんの愛情・・・!

実はこれが一番大事な長寿の秘訣かもしれませんが。
「かわいい」と毎日声をかけている
ということです。
前回のゆってぃのダックスのらっきーちゃんにもいつも感謝の言葉をかけているとのことでしたが
ぱせりちゃんにも「かわいい」という愛情のこもった声をかけているとのことでした!
とても重要なことですよね。
もちろんその愛情はペットであるわんちゃんにも伝わるものです。
今回も撮影に協力してくださった飼い主さん、
そしてぱせりちゃん
その子供たちのぽのちゃん、ぷりんちゃん
本当にありがとうございました!

飼い主の愛情がいちばんの長寿の秘訣です。
予防獣医師 なおちゃん
ご長寿わんちゃんに長寿の秘訣を聞いてみた第一弾の動画はこちらです↓↓↓
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