こんにちは。予防獣医師の直良です。

今回は「動物には感謝の気持ちはあるのか?」というテーマでお話します。

みなさんは、どう思いますか?

動物たちに感謝の気持ちはあると思いますか?

ちなみに、ここでいう動物は「ヒト以外の動物種」のことを意味しています。ヒトを含めた動物種全体の場合「どうぶつ」と表記することにしています。

この記事を読まれている方はほとんどが「動物を愛している方」「動物を好きな方」だと思いますので、感謝の気持ちがあるのは当然だ!という方も多いかもしれません。

主観も含めつつも、一度客観的にみていくことも重要です。

このことについて今回は考えていきましょう。

動物にも感謝の気持ちはあるのか?

ありがとうございます。

結論から言うと

「あります」

その微細なニュアンスだったり、示す行動だったりは様々かもしれませんが、動物にも人間と同じく、感謝するという気持ちや行動はあります。

まず、感謝の定義ですが

ありがたいと思う気持ちを表すこと。また、その気持ち。

とあります。

そして、感謝にもいろいろな動機があると思います。

  • 助けてくれてありがとう
  • 治してくれてありがとう
  • 手伝ってくれてありがとう
  • 生まれてくれてありがとう
  • 一緒にいてくれてありがとう

ありがとうと言っても、感謝する理由や意味合いはさまざまですよね。

赤ちゃんゾウを助けた人間に感謝するゾウ

動物の感謝についてよくわかる動画があります。

まずはこちらの動画をご覧ください。3分ほどで終わります。


どうでしょう?

ゾウ好きの自分としてみれば、とても心温まる動画です。

これぞまさに

「助けてくれてありがとう!」

の象徴的な例なのではないでしょうか?

これは、インドのとある地方(ケーケラ州)で撮影された動画なのですが、ゾウの群れの赤ちゃんが川渡の最中に井戸沼に落下してしまった時のワンシーンです。

群れのゾウ達が助けようとするも、なかなか助けることができませんでした。

そこで、現地の人間が救出作業に入り、重機などを利用して数時間かけて赤ちゃんゾウを開放することができました。作業の全てを見ることはできませんが、とても大変な作業だったと思います。

井戸から解放された赤ちゃんゾウは急いで群れの元へ。そして、ゾウの群れのみんなも川から迎えにやってきます。

無事に赤ちゃんゾウがゾウの群れに戻って無事再会を果たしました。

そして次の瞬間…

なんと、赤ちゃんゾウの親と思われるゾウが

現地の人々に向けて何度か鼻を高くあげるそぶりを見せたのです。

これには人々も驚き、喜びました。

僕は人々が素直に喜び、ゾウが感謝してくれていると瞬間で理解してるのが分かりました。


行動学的にも感謝に近い気持ちだと考えられます。

親ゾウの鼻をあげる行動を見ると、いろいろなことが分かります。

  • 耳は垂らしている状態
  • 人々は上にいるが、牙をあげきらずに鼻をあげる
  • 腰はどちらかというと丸めている
  • 去る際に尾を左側に向けている
  • 鼻をあげる際には鳴き声を出さない


総合的に判断すると、ネガティブではなくポジティブであることが分かりますし、怒りや恐怖などとは異なり低姿勢でリラックスした状態での行動であることが分かります。

ゾウが怒る際に見せる行動と真逆の行動をとっています。

これらの要素すべてに感謝との因果関係があるかはわかりませんが、

行動学や心理学は総合的判断が重要です。

そして、このゾウは感謝の気持ちを示したということが判断できます。

そして何より、現地の人たちが示す素直なリアクションがその現場の「意識場」を象徴しています。

感謝しあうこと。

ぼくのZOOTISTの理念の一つ

動物と人間がともに幸せで感謝しあえる生活を

とても感動的なワンシーンでした。

動物的であれ!

Tags
No Tag

No responses yet

コメントを残す